【アルツハイマー月間】大分県内の街頭活動(Part 1)
世界アルツハイマーデー(9月21日)は、国際アルツハイマー病協会(ADI)が認知症への理解をすすめ、本人や家族への施策の充実を目的に1994年に制定されました。
また9月を世界アルツハイマー月間として世界各国で啓発活動を行っています。
大分県内でも、私たち認知症の人と家族の会大分県支部が中心となり、様々な活動を行いました。活動の様子を2回に分けてご紹介します。
〇大分駅前の街頭活動(大分市)
日 時:9月9日(土)10:30~11:30
場 所:大分駅北側市民広場
参加者:22名
残暑が厳しい晴天の下でしたが、街頭活動を実施しました。
大分県高齢者福祉課及び大分市長寿福祉課や大分大学医学部看護学科の学生さんも参加し、にぎやかで楽しい街頭活動でした。
ハンドマイクでの広報とともに、リーフレットとマスク、ポケットティッシュを通行人に手渡ししながら、認知症への理解や支援について呼びかけを行いました。
歩行者の多くは好意的にリーフレットを受け取ってくれたため、準備した700枚のリーフレットが1時間で無くなりました。
歩行者のお一人は「周りでも困っている人が居てね」と言われるので、「『困った時にはここに電話を』と伝えてください」とリーフレットを渡し、電話相談の説明をすると喜ばれていました。
逆に、「うちは大丈夫だから」と言ってリーフレットの受け取りを拒否する方もいらっしゃいました。
私たちは誰もが認知症になる可能性があります。認知症を他人ごとではなく、自分事としてとらえ、多くの人に理解してもらうことが、これからも続く課題だと感じました。