特別講演会を開催しました

「令和5年8月23日(水)13時より、大分県社会福祉介護研修センターにて特別講演会を開催しました。
『認知症初期の人の理解と支援 ―希望を持って共に生きる―』と題し、
奈倉 道隆先生に講演をしていただきました。


50名を超える受講人数となりましたが、和やかな雰囲気の中、講演は進みました。
認知症についての豊富な見識とともに、自らの経験から得られた関わりのポイントなどの興味深いお話が続きましたが、先生は一貫して「認知症初期の人への関わりで大切なことは、介護ではなく、本人のやりたいことのサポートである」と語られていました。

「本人ができることは何か?」
「本人がやりたいことは何か?」

それを、当事者である本人から聞き、意思実現をサポートしていくことの大切さを改めて感じました。

文:古賀周一郎(認知症の人と家族の会大分県支部 副代表)